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2007/03/18 (Sun) 23:43:06

出産の記録③

帝王切開が決定して、「だったら早くやってくれ!」と思うも、そこからが長かった。

後から知ったけれど、東京の夫に電話が入り、実家の親に電話が入り(時間外の付き添いNGなので)病院に呼び出され、書類(また後からみたら、これがすっごい細かい内容)にサインし・・・という流れだったらしく、オペ決定から開始まで、1時間くらいかかる。

その間も、絶え間なく襲う陣痛。
あの時間がいちばん辛かった。
「出口のない陣痛」とでもいうか。ひたすら耐えるのみの時間。声も出るし、股からなんか液体が流れていくのがわかる(あとで母子手帳みたら、羊水込みの出血量はけっこうあったらしい)。スタッフの人たちは、オペの準備で誰もかまってくれない。突然呼び出された人もいるらしく、スタッフ間で「すみません~!」とか交わされてて、ハイハイ私のせいですよすみません、という気分・・・(まあ実際その通りだけど)。

手術台に移る前、だいぶ下がってきているとのことで、もう1回いきんでみるも、やはりダメ。
先生「今夜は徹夜だなあ・・・」とため息ばかり。いやいや、徹夜明けのオペとか、不安なこと言われても。

剃毛され分娩台から手術台へ。陣痛の合間に自力で移動(全裸)。背中の毛も剃られる。手術台乗ってからも、なんだか長かったなあ・・・。
やっと背中に麻酔。痛みは覚えてない。片足ずつ温かくなってくる。感覚は鈍くなるものの、完全には無くならず。切られていくのがわかる。そして出される感じもわかる。
「赤ちゃん出ます」と言われ、お腹が軽くなる。
そして取り出された赤黒い人・・・まるまるして大きかった。
顔を見せてくれるわけでもなく、なんかすぐに奥の方に連れて行かれた。裸眼で全然見えない。泣いていたような気がする。
特にこれといった感慨がこみ上げるわけでもなく、妙に客観的な感じ・・・。
というか、麻酔の影響で?歯がガチガチと震え出し、上半身に痙攣が走り、「このまま死ぬかも?」と思っていた。怖いというより、そうなったらどうなるのだろう?とぼんやり思う。
すぐに看護師さんに「薬で眠れますから」と言われ、ちょっと安心したところで、暗転。

気が付くと奥の回復室の布団に寝ていて、両親が入ってくるところだった。すごく寝た気がしたけど1時間くらい?
点滴やら導尿やらで、管だらけの自分・・・。
看護師さんに「赤ちゃん、とても元気ですよ」と言われ、ああ、生まれたのだっけ?と思う。まったく実感がない・・・でも腹がやけに軽いのだけはわかる。傷もじんわり痛い(まだ麻酔が効いている)。
赤ん坊を横に連れてきてもらう。初対面。
なんだろう、静かな気持ち。そうかーお前だったのかー、とか、こんなのが腹に入ってたなんてな、とか。まあ、よく無事に出てきてくれたよお疲れ様、って感じか。
そのときはまだ自分も朦朧としていたので、すぐにまた眠る。

お昼頃、目を覚ますと夫が東京から到着。
やっと来たのか・・・と思いつつ、あとで聞いた話、いろいろ病院サイドに足止めされていたらしい。息子と対面する前に、延々と書類(例の細かいやつ)の説明聞かされてたり(相当イライラしてた)。
で、まだ息子に会ってないとか言うので、新生児室に見に行き、連れて帰ってきた。嬉しそうだ。よかった。
息子は眠ってばかりでちっとも動かず・・・あれだけのストレスに耐えて生まれてきたのは、本当に素晴らしいな。あの陣痛の最中でも、ちっとも弱まらなかった心拍数が、何よりも救いだった。

この日は終日、回復室の布団で寝たきり。傷と後陣痛の痛みがだんだん強くなる。切ったところを雑巾絞りされて、クレーンで持ち上げられるような。6時間おきに筋肉注射で痛み止め。最低でも6時間おきらしく、その間を耐えるのに必死。効いているのかよくわからないけれど、注射のあとはとりあえず眠くなるので、それで眠ってなんとか凌ぐ感じ。
足もずっとしびれていたけれど、夕方くらいからおさまる。
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